皆さんはじめまして、産業カウンセラーの「とと」と申します。
本日今この時から、産業カウンセラーの為の、今後いかに活動し、活躍していくかについての意見交換や成長の場として、「燃える産業カウンセラーの会」を開催したいと思います。
テーマはずばり、「道は僕らで切り開こう!」です。
◎背景として
ここ数年で、社会生活を行う中で「メンタルヘルス」という言葉や「うつ病」などという言葉と出会う機会が増えてきたなと実感しています。実際知人にもメンタルヘルス不全を抱えて苦労されている方もいます。労働基準監督署でお話をうかがう機会があったので聞いてみたところ、「メンタルヘルス」関係のセミナーは受講者の動員数が非常に多いそうです。法的な整備はまだまだこれからといった感がありますが、企業の関心も高く、今後ますます重要性が増していく分野だといえるでしょう。
◎治療家と予防家とういう視点について
治療家は当然精神科医さんなどをはじめとしたお医者さんな訳ですが、数に限りがありますし、病気になってから治療し社会への復帰をはかるとなると、時間とお金がたくさん必要です。これは大変な社会的損失なわけで、病気になる前に予防するための活動が重要となります。また職場復帰をめぐっても多くの問題を抱えています。そこで必要となるのが、呼び方が正しいかは別として予防家、もしくは繋ぎ屋となります。私達産業カウンセラーは、多くの方が会社の中で活動されており、カウンセリングをするかは別にしても、各々の場所でカウンセリングマインドをもって活動することが可能だと思います。今必要とされているのは、正に職場におけるメンタルヘルスを理解しているキーパーソンの育成といっても過言ではないかもしれません。
◎産業カウンセラーについて
前述の通り、非常に重要な役回りを担える可能性があるにもかかわらず、私達産業カウンセラーは年々生み出されているものの、その後の活躍の場が確約されている人はごく稀です。正直資格取得後すぐに活躍できるほど、甘い世界でないことは私達が一番自覚しているところだと思います。今後どのようにスキルとマインドを磨いていくのか、そして活躍の場をどうしていくのかを多くの方が悩まれているのではないでしょうか?
「燃える産業カウンセラーの会」は、そんな悩みを共有し、解決の糸口を掴み、さらには今後活躍の場を広げていく活動を行い、このブログでお伝えしていきたいと思っています。
資格は単なる資格に過ぎません。学ばれている課程で、資格以上の素晴らしい発見や気付きがあったはずです。その発見や気付きをこれからも失わずにいくために、既に活躍されている方から、資格取得まもない方まで、多くの方が参加していただけたらと思います。
繰り返しますが、テーマは「道は僕らで切り開こう!」です。