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ストレスに強くなろう!〈2〉(対人関係療法編2)
〜何だかうまく行かない...「役割をめぐる不和」〜

「ストレスに強くなろう!」の対人関係療法編の第2回です。
今回は「役割をめぐる不和」、お互いの期待のズレのお話です。

何だか理由がわからないけど、人とうまく行かないことってありませんか?

人は相手に対して無意識に何らかの役割を期待しています。
もし相手に「白馬の王子様」の役割を期待していたら、例えば「優しい」ことも期待することになり、優しくないだけで頭にきてしまいます。(笑)

Aさん「どっちにする?」
私「Aさんの好きな方でいいよ。」
Aさん「こっちがきいてるの!(怒)」

これは私の最近の会話の失敗例です。(笑)
Aさんは「私に決めて欲しい」という期待を持っていたにもかかわらず、私はAさんの意見を尊重しようとして期待を裏切ったため、Aさんの怒りを買ったわけです。

この場合には、Aさんが怒りを表明したので、期待のズレが表面化したわけですが、もしAさんが黙っていたら大変なことになります。
Aさんはきっと私のことを「人の気持ちがわからないやつだ!」と思って、ストレスを溜めてしまうでしょうし、私の方も相手の期待が理解できず、「何で機嫌が悪いのかな?」と不安を抱えてしまうでしょう。

このような期待のズレは仕事においても良く起こります。
例えば、BさんがCさんに仕事を頼んだとします。
CさんはBさんが期待する仕事を一生懸命やったものの、Bさんからは全く評価されないような場合、「Bさんは自分のことを全く評価してくれない!」と思ってしまいます。
一方、Bさんは自分が期待した仕事をCさんがやってくれないので、「Cさんは仕事ができないやつだ!」と思ってしまいます。
このような場合に最も多いのは、コミュニケーションが不十分で、お互いの期待が「具体的に」共有されていないことです。

そんなの常識だろ、空気読めよ、と思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、自分で思っているほど、コミュニケーションはうまく行っていないものなのです。
何だかうまく行かないな、と感じたら、コミュニケーションしてみてくださいね♪


次回は『以前はうまく行ったのに...「役割の変化」』、以前はうまく行っていたことが、うまく行かなくなってきたことってありませんか?
そういうときは、周りの求めている期待が変化していることが多いのです。
| あいすぶれぃく | 22:46 | comments(0) | - | ↑TOP -
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